ゆっくり出来る時間がある方向き。私は仕事前にちょうど時間があって観ましたが、出勤前に観るような内容ではありませんでした。ネタバレ＋＋＋題名だけ見てロマンチックな話だと思っていたら･･･サイコパステイストというか、トラウマからの悲劇なんだろううけど気狂いさんのお話でした。主人公実家のアットホーム感よ･･･話は途中からアレっ？となって行きますがその通りに進んでいく。覚醒後かな？彼女が線路内で横たわってる時の顔が恐ろしかった。。子供の殺人（思い込み）と同じく殺人を犯しファミリーになったならまだ本人たちには救いがあったかもしれないけどあの結末ではね･･･子供が孤立しファミリーになれませんでしたね。バッドエンド。

面白さと、サスペンス感、ストーリーの振り幅が凄い。途中、予想以上に心揺さぶられ、飽きないです。結末の少女のメッセージは深い。。。。。。。見た後の思いがいろいろ駆け巡ります。見ごたえアリ！！

サイコパス臭漂う親子の狂気に追い詰められ徐々に侵食され自身も狂っていく新妻。。途中までは面白かったが、ラストの展開まで行くほどの狂気、動機があの夫婦には、ストーリーには感じられなかったので駄作。。海外の作品でこういうオチはたまにあるが、こんな生ぬるい脚本じゃないw

コメディタッチから始まり、中盤以降ある意味ホラータッチに変わる描写がうまい。自己意識の崩壊というか、ある意味洗脳に近いものが…過剰？屈折した異常な家族愛がもたらした結論が、想像できない結末だったので、驚きました。凄くおもしろかったです。

うーん、イマイチ桜井ユキ以外のメインキャストの演技がイマイチで作品に引き込まれない特に玉木宏の父親役は明らかにマッドマンなのに狂気が足りない玉木宏は魅力的ないい俳優だが、この役に関してはもっと適任者いるだろと思いました主人公役の南沙良は美人ではあるが、テレビドラマレベルの演技力桜井ユキの母親役は怖さを感じるほど良かったですストーリーと舞台設定は悪くないが、主人公の妹が顔を隠すために使うマスクがYoutuberラ〇ァエル風って（失笑）もっと他に手段あんだろ！そもそも家から出ることなく、家族にしか見られないのにあんな不便なマスクしてるなんておかしいだろ！…とつっこみたくなりました

片手間に作業しながら観る分には問題なく楽しめました。玉木宏さんの演技が非常に役どころにハマっていたと思います。南沙良さんも非常に綺麗で、大袈裟すぎない演技が物語の仄暗さを際立たせていました。物語自体もわかりやすく、サクッと観れるサスペンスでした。ただ、内容として話が薄く、ラストの展開に頼りきっていた感じがします。そのラストも個人的には、タイトルにしてしまうほどだろうか...という印象が否めません。最近動画でも流行っているクトゥルフ神話TRPGの二次創作シナリオにありそう、TRPGだったら楽しめただろうな、というのか正直な感想です。以下ネタバレ含みます。色々とツッコミどころはあるんですが、作品として1番の疑問点は「この子は邪悪」というタイトルです。このタイトルで評判が広まったとも思うので、本当にこれは個人的な感想なんですが。「家族のためなら何をしたって構わない」と言い切り、家族以外の命を弄ぶような行為に及び、危険を犯しながらも家族の幸せの形を実現してしまう父親の強行を1口に「邪悪」と読んでいることが残念です。公式がそれを「邪悪」と呼んでしまうと、途端に父親への解釈は一様に「邪悪」が正しいということになってしまいます。家族以外を顧みない姿勢に他の評価を与える後がなくなったことで、物語の奥行が狭くなったように思います。父親が赤ん坊と精神交換を行うんだろうなというのは分かっていたのですが、「新しく産まれてくる息子は家族として換算していない」「自分の器にするために宿していた」とするなら「邪悪」と呼んでいいかもしれません。

お母さんは5年も植物人間だったのに、目覚めてすぐに家に帰って来て自力でスタスタ歩けて食事もできる5年も月日が経ってることに戸惑いも何も見えない花は記憶の中のお母さんと見た目が違うと違和感を持つけど、それ以外の部分であり得ないことが多すぎて視聴者目線でも違和感ありまくりだったちなみに、司朗が何人かの患者に行った治療は催眠療法じゃなくて悪魔的な儀式廃人になった患者は判明してるだけでも数名、行方不明者は2人もいる植物人間だった妻の肉体は人工呼吸機を勝手に止めて殺害ネットで簡単に調べただけで一家の事故のことや末の娘が死亡した記事がすぐ出てくる現代日本で、怪しまれず隠し通すのは無理があるだろって感じところで、司朗が妻の死亡診断書書いてたような気がしたんだけど、死亡診断書って担当医でもないそもそも部外者で専門外の医師が書けるものなの？花は純のことすっかり忘れてるし、父親死んで元に戻るかとか少しは心配くらいしてやれよそもそも純の祖母が司朗に何度も殴打されて殺されるのボーッと見てることに気味悪さしかなかった普通は叫ぶなり止めるなりするだろあの家族の中で花が唯一まともだと思ったけど、事件後も何事もなかったかのように自宅の庭でお茶楽しんでるし普通の神経では無理だな今回「子供を虐待する親」と「親に虐待される子供」がテーマにあったと思うんだけど、我にかえって後悔するタイプもいれば、司朗みたいに自分が正しいって思い込みがあるから全く虐待と思ってない自覚ないタイプもいるよね前者も自分を止められなくて何度も繰り返すケースが多いからどっちにしろクズにはかわりないんだけどね最後の最後で映画のタイトル回収してオチはついたけど···まぁ、ファンタジーだから！(笑)ツッコミどころはたくさんあるけど、深く考えなければ面白いと思う

伏線回収とタネ明かしのインパクトにより、ある程度は楽しめますが、100分の作品としては非常に薄味。あくまでもあらすじや概要で語り尽くせてしまう程度の物語性に過ぎません。登場人物の掘り下げの弱さが問題点として挙げられます。まずは父親兼精神科医ですが、児童虐待防止への注力と誤った対処、退行睡眠治療といった設定こそあるものの、それら部分の因果・動機描写が少ないので人物像に深みが出ない。実態が思うように好転しない絶望、荒療治に行き着くまでの苦難や試行錯誤等があれば多少は感情移入しやすく、のめり込むことが出来たでしょう。同様に、家族想いの父親としての描写にも欠け、愛情の方向を間違ったことに対してもイマイチ腑に落ちない。人間味が薄いことで却ってマッドドクターとしての薄気味悪さは確立できていましたが、これをどうとるか…。青年についても掘り下げを避けたことで、言動に違和感が残ります。母親の対応に苦慮する様子が乏しいことで現状打開の願望や医師に対する反感情が伺えない、主人公との友人関係構築がおざなりなため真剣に考えているように見えない、平たく言うと本気度や妥当性に欠ける印象があります。よって全体的に宙ぶらりんというべきか、都合よく動かされている感覚が否めません。常識人である主人公は本作では非常に生かしづらい、物語的には「美味しくない」立ち位置となりました。ヒューマンドラマ要素があればまた違ったでしょうが、翻弄されるばかりで存在意義に疑問符がつくような場面が多いです。その他にも無意味なホラー要素の入れ込み、題名との帰結など肩透かし感はありますが、何はともあれなかなか衝撃的なシナリオではあります、結構惜しい作品ではないでしょうか。

＜＜ネタバレあり＞＞予告編では謎解きサスペンスとか言ってたけど、観てみたらオカルトだった。タイトル回収をまず思いついて、それに繋げるために無理やり肉付けした感が強い。普段ミステリ小説とか映画とかを観ない層が観たら楽しめる、のかなあ……。前半は面白そうな雰囲気だったのに、後半になると急に失速して全部台無し。とくに終盤の祖母の乱入あたりから本当にチープだった。創作だから多少のフィクションはいいと思うけど、それも程度によりけりでリアリティに一匙のフィクションを混ぜるから面白いのであって逆行催眠からの魂の移行、は流石に非現実的過ぎて一気に冷めてしまった。あと「家族への愛」をやたらと強調していた割に、妻に宿った新たな家族の生命を躊躇なく犠牲にするのは一貫性なさすぎじゃないですかね。